vol.248 魔法使いは人材不足
チロさんからのお便りの続き
・チロさんと魔導師の関わり
・魔導師の才能のある人は少ない
はい。今日はですね、川口孝さんのご質問っていうか、メールの続きですね。
前回まで前置きだったんですね。
『前置きが長くなってしまいましたが、お答えの動画を見まして未だ何も得心していませんので、まだまだ熟考が必要な時なのですが、答えを頂いた結果疑問が更に増え、純粋に気になって仕方が無いのと、今回のお答えと合わせて考えたいとも思いますので質問をいくつかさせて下さい。』
うん。
『「私の集合魂は魔導師の出待ちをしてどうしたいのですか?」
「何時の何処からの出待ちなのですか?」
「その魔導師の何に憧れているのですか?」
これは今の私には逆立ちしても答えに至らない事だと思いますし、何よりとても気になります。
それとすみませんまだあります。』
先、ここ答えとこうかな。
あのね、出待ちって言ったのは、その、なんつうの、雰囲気って言ったら変だけども、 魔導師に憧れてる時期があったんだよね。あなたの過去生っつうか、集合魂っていうか。割とだから関わりがあったんですよ、少し。で、かっこいいなと思って見てたわけですね。出待ちっていうよりは、なんつうの、くっついてた?あるいは、ちょろちょろちょろついてて、その、変なことするのは、見ててすげえなと思ったりして見てるわけですよ。
魔導師の中にもおっちょこちょいじゃないけど、そういうやつがいて、こう、見せびらかして喜ぶっていうのがいるんですよ、中にはね。
なんかかっこよく見えたりする場合もある。
大概そうじゃないけどね。みんな隠れて、隠れてっつうか、あんまり表立ってやらないよね、魔導師は。
言ってくるのは「バカだねそいつは」とか言われてるんだけど、そういう人もいるよね。その人はその人で、そういう役目はあるのよ。ある程度人々にその不思議を見せて、世の中には不思議もあるんだよっていうことを知らしめるわけじゃないけども、たまに見せるっていう役を持ってる人も中にはいるけどね。
だから、そう軽薄なやつではないんだけども、 たまたまそういうの見ちゃったんだよね。そしたらやっぱ憧れが生じて、自分もそういうになれないかっていうのは過去生で、あるよね。
で、付きまとってたんだけども。
あのね、やっぱ大変なの。あのね、魔導師って、やっぱし人材が足らないんですよ。
そういう才能のある人ってのは少なくて、1つが子供なんだよね。
あと、子供のうちからこう養成しないと、本当の魔導師っていうのはなかなかできないんですよね。
今、ほら、古川くんってのは。私は目風なんだから、こう、割と冷静に見えるんですけども、もう本当に封印ずっとされてきたんですよ。 魔導師の力とか能力とか。
封印することがカルマの浄化の1つだったんでね。で、ずっと封印されてきたんだけど。
封印されるとやっぱ苦しいんですよね、ものすごく。
普通の人は。普通の人っていうか、なんて言うんだろう。
やっぱすごいのよ、魔導師ってのはすっごいの、本当に。もう表だってやりだしたら、えらいこと出来るよ、本当に。魔術師とか手品師なんか目じゃないですよ。
やっちゃいけないからやらないだけで、すごいんですよ。
で、そういう人間っていうか、魔導師を育成しようと思ったら、本当に子供の頃から、もう死ぬような修行をしないと。才能がある人がだよ。才能ある子が死ぬような修行をして。
結構死んでましたから。 5人に1人とか。10人に1人ではないけど、7〜8人に1人とか。5人。多いとき7〜8人に1人しか出来ない。 あとはみんな死ぬか廃人になるかだよね。
それぐらいの修行して初めて一人前の魔導師になるわけですよ。
だから子供のうちに大概、さらってくんだけどね。
拐ってやってるから、子供だからわかんないわけよ。自分はやりたくてやってるわけじゃないから。そういうもんだと思って、幼い頃からもう教え込まれてやってるから、もう延々それやるわけですよね。
だから天才教育ですよ。英才教育っつうの?英才どころじゃないよ、天才教育だよね。
本当の超天才だけが残ってく。魔導師としてね。
だからね、すごいことがやっぱできるの、本当に。空飛ぶなんて当たり前だし、消えるなんて当たり前だし、本当にそうなのよ。だからこそ魔導師は節度っていうか、そういうのが要求されるわけね。
うーん、厳しいのよ。あ、今日ここまで。